
☆半年間のブランクについて☆
皆様お久しぶりでございます。思えばボンソウとしてはもう半年間もライブ活動を御
無沙汰なんですね。 まぁ現実問題として事実上今ではバンドはない訳だし、仕方ないと言えば仕方ない状況ではありました。
今後バンド形態で活動するのかと言えば、ハッキリ言ってその可能性は低いと思われ
ます。期待して頂いている人に対しては大変申し訳ないとは思いますが、意味深な事
を言うよりはハッキリと明言しておいた方がよいと思います。
元々『ボンソウ』というのは入木信一郎のニックネームでありました。(その由来は入木さんに直接お尋ね下さい。)
つまりは入木がいればボンソウな訳で、彼が一人で路上ライブをやろうが
それが現在のボンソウの姿である訳です。もちろんその路上ライブを見てファンになってくれた人もいる訳で、そういう人達にとってはそれがボンソウであり、今後も恐らくそれがボンソウのあるべき姿なのだと思います。いくら形態を変えて行っても、それを受け入れてもらえる人達だけがファンであり続ける事ができる様な気がします。
恐らく今の形態は入木さんにとっては、バンド形態の時よりも進化した状態なのだと
思います。
以前僕らがバンドでスタジオで練習している時も、『スタジオなんかで練
習してるなんてお金と時間がもったいない!意味ないよ。オレはそんなヒマがあった
ら、路上で一人でも多くの人達に聞いてもらいたい!』と常々言っていました。
それは入木さんの偽らざる本音なんでしょう。半年間もライブをやらなかった理由も、積極的にメンバーを探さなかったからであります。『だってライブハウスでライブをやって行ったって、何にも意味ないよ。みんなどうせ友達に声を掛けて付き合いで見に来てんだからさ、ノルマ払って単なる自己満足して何が嬉しいんだよ。』
と口癖の様に言っていました。
別にそれが間違ってると言うつもりはありませんが、
入木さんにそこまで言われると『そんなにバンドでやるのが馬鹿らしいと思うのなら、
メンバーを探しても来てくれた人に悪いかなぁ・・』と思ってしまいます。
という訳 で、この半年間は僕は他のバンドを手伝ったりはしましたが、基本的には殆どギター
から遠ざかっていました。
敢えてボンソウから遠ざかっていた理由も、『ファンの人 達が本当に求めているのは何なんだろう?入木さんが一人で路上で活動していても、
それでもみんなは変わらず彼を支持してくれるのだろうか?』と冷静に様子を見たかったからでもあります。
つまりは『どんな形態であれ入木がいればボンソウ』なのか、
『ロックバンドを従えてこそ入木のボンソウ』と思っているのかという事です。
まぁでも・・結論から言えばよく分かりません。どちらかと言えばボンソウがどうこうと言うよりも、ミック入来として多くの人達に認知され始めているがために、彼にとってボンソウという名前の存在意義が薄れてしまっているのだと思います。
実際に 彼のファンサイトも出来てる訳だし、そこに集う人達というのは入木さんがどんな形であれ、頑張って色んな事に挑戦する姿に感銘を受けているのかも知れません。
ロックバンドでの姿は彼の多方面
に渡る才能の内の一つに過ぎない、と盲目的に信じている人もいるのではないか・・という気もしました。
僕個人的な意見としては・・・正直『ライブステージ上での入木信一郎(ボンソウ)』
以外に興味はありません。それでも恐らく僕は世界で三番目に根強い入木ファンだと思います。
一番は入木さん本人で、二番目は以前このバンドに在籍したドラムのケンちゃん、そしてこの僕という順番ではないでしょうか?
そのケンちゃんも昔言ってました。『オレはホントにあの男が大っ嫌いなんだよね・・。でもステージ上のアイツ
はホントに最高なんだよ。歌なんかメチャメチャなんだけど、関係ね〜って思わせるカッコ良さがあるんだよ。同じステージでライブをやってると悔しいけど楽しいんだよな・・。
そこ以外はムカつくだけのヤツなんだけどね。』
この言葉、ボンソウOBの皆さんは『そうそう、分かる分かる!!』という人が殆ど
でしょう。僕も入木ファンの一人として同じステージに立てた事は光栄でありますが、
ステージ上の彼を見れないのが大変残念だというのが本音です。
もちろん彼の路上ラ イブも否定はしませんが、何か違う・・と感じてしまいます。理由は敢えて言いませんが、僕がカッコイイと思う入木信一郎はそこにいません。
あぁ、まぁそこにいるのはミック入来だから仕方はないんですかね・・・・。
でも僕 は入木信一郎のライブステージをまた見てみたい。皆さんどうお考えでしょうか?BBSにでも御意見よろしくです。
☆今更、ボンソウ沖縄日記?☆
暫くホームページも放っておいたので最近のカウンターのペースが落ちている様です
が、(っても僕がコラムを書いたところで上がるとは思えないが・・・やっぱライブ
活動しないとねぇ・・)取りあえず2月にOLEっちで一ヶ月も沖縄に滞在していた
のだから、その事を書いて行こうと思います。もちろんOLEっちのホームページで
も日記は掲載されていますが(もちろん今でも閲覧出来ます。)、あそこでは文字数
も限られていたので書きたい事も書けませんでした。という訳でひょっとして書いて
はヤバい事もあるのかも知れませんが、何も考えないで思い付くままに書いて行こう
と思います。出来れば週イチくらいで更新はして行きたいとは思いますが、まぁ気が
向いたら読んでやって下さい。
★2004年1月30日(金)
OLEっち!!★
この日は運命の審判の日だった・・・なんて事は最初は微塵にも感じていませんでし
た。
その一週間前に入木さんから『OLEっちの沖縄行きにエントリーされたぞ!フクちゃんどーするよ?』と電話がありました。
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正直に言えばその数日前にDENKA のボンソウでのラストライブを終え、ヒロシと二人で『まぁ新しいドラマーを探して
頑張りましょうよ!』とは言ったものの、何となく『決まってるライブをこなしたら
辞めるか・・』と思っていました。
そういった心境だった事もあって別に深くも考えず、『あぁ、イイっすね。決まったら勿論行きますよ。』と心のない返事をしたのです。
期待をしていなかったと言うより、『そんなもんどーでもいいよ。』というのが
本音でありました。
その事よりも僕の中では3月3日の池袋チョップでのライブで、
どうやって有終の美を飾ろうか?という事を考えていたのです。
3月3日のライブで はドラムはてっちゃんにやってもらう事は決まっていたのですが、ボーンズのラストライブが2月6日に入っていたので、それまではボンソウのリハには入れないとの事
で、リハ不足が心配だったのです。
つまりは沖縄行きを期待するというよりは、むし ろ決まっちゃったら困るなぁ・・・と考えていました。
『まぁでも今からそんな心配してもなぁ、決まる訳ないか・・・』
いつもより早めに 仕事が終わった僕は、そんな事を考えながら入木さんの恵比寿の四畳半ブルースの舞台となったアパートに向かいました。
沖縄行きが決まったグループには本番中にきゃんさんから自宅に電話が行くという事
で、連絡先であるの入木さんのアパートにメンバー集合という事になったのです。
入木さんのアパートでラジオの生放送を聞きながらようやく放送が中盤に差しかかった頃、ヒロシが到着しました。
ヒロシ:『いやぁ〜何か緊張するなぁ・・』
そしていよいよ候補に上がった3バンドの音源がオンエアーされます。他の2バンド
を聞いて思いましたが、やはり最近のバンドはみんなクオリティーの高い音源を作っ
ているなぁ、と感心しました。ギターやドラムの音など、もはやプロもアマチュアも
差はありません。
ただボーカルが入った途端、がっかりする様なバンドが多いとも思 います。歌の上手い下手というよりも、声質で魅力的と思える人があまりいないと言うか・・
もちろんそれは僕の好みの問題なんですけど。
この二つのバンドも楽器の音なんかは素晴らしいと思えるのですが、ボーカルが入っ
た瞬間『う〜ん・・』何かが足りないと思ってしまいました。いや、声質に魅力がな
いのではなくて、イントロを聞いて『お!』と期待度が高まった所で歌が来た瞬間、
『ココの周波数帯に歌が来て欲しい!』と思っていた所とは違う周波数帯に来たから
なのかも知れません。
分りやすく言えばドラムもベースもギターも充分に低音が出ていて、そこで歌が入って来てもそのメロディラインも高い方へ行く事もなく、全体的に低音ばかりが耳に付いてストレスを感じると言うか・・。
そのボーカルを活かすならアレンジも楽器の音質も考えるべきじゃないの?なんて思いました。
人間の耳にストレスを与える音というのは、大音量だけではありません。偏った周波数帯のバラン
スは耳にストレスを与えます。いわゆる『キンキン』とか『モコモコ』とか、あまり良い意味では使われません。アレンジとかレコーディングの時、意外とその辺りを気に留めない人が多いのかも知れませんが。
『太い音』というのは低音を上げればいい という事ではないし、『抜けの良い音』というのは高音を上げればいいという事でも
ないのです。
『あれ?これひょっとしてボンソウ行けるんじゃないの?』そんな微かな期待が(?)
出て来ました。
いや、期待?いつの間にか『行きたいモード』にシフトしている自分に気付いて変な
気分・・・。
気が付けば僕もヒロシも入木さんも、ラジオの前で手を合わせています。
きゃんさん:『え〜、さて沖縄行きのアーティストが決まりました。それでは今から
私が電話を掛けてみたいと思います。10回以内で出ないと次点のアーティストに権
利が移りますよ〜。』 そして呼び出し音・・・『TRRRRRR〜〜』『1回』『2回』『3回』・・・・・・
そしてラジオの前のボンソウの3人:『あ〜〜〜〜〜〜〜、ダメじゃん。電話鳴らな
いよ・・残念』 と思った瞬間、突然電話が鳴りました。入木さんが受話器を取ると・・・・
ラジオから
きゃんさん:『もしも〜〜〜し誰ですか〜?』
入木さん、ラジオから&生声:『もしもし〜!ミックです〜〜〜〜〜!!やったぁ〜
〜!!!!』
僕&ヒロシ:『すげ〜〜〜〜〜!!いいともみたい!!』
赤坂さん:『ミック〜!久しぶりだね。相変わらず頑張ってるね。沖縄行き決まった
よ〜!』 ・・・とまぁその後あれこれとやり取りがあり、結局沖縄行きを勝ち取った訳であります。
僕もヒロシも信じられないといった様子で、興奮覚めやらぬ
状態が暫し続きました。そう言えばあの時、赤坂さんはオンエアーでこんな事を言っていました。
赤坂さん:『僕も何度かミックとはTVで共演した事があるんですが、彼の凄い所は
ですね、自分の一番カッコイイ所を自分が一番理解していないという所なんですよね。
それって凄い事だと思うんですが、でも彼がその事を悟ってしまうと逆につまんなくなっちゃうのかも知れませんけどね・・。』
入木さんはこの言葉を聞いていたのでしょうか?赤坂さん鋭いなぁ〜!さすがお見通
しなんですね。
いや、本当はみんなが気付いている事なんでしょうか?ホントそうなんですよねぇ・・・・。
入木さんの部屋を出ての帰り道、ヒロシはこんな事を言いました。
ヒロシ:『いやぁ〜、本当に今日は何だか夢みたいな不思議な気分ですよ。こんな事ってあるんですね。今までに味わった事のない様な体験ですわ。やっぱり入木さんってそういう星を持ってる人なんですね。』
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僕:『あぁ、そうだね。オレも今までにそういう体験をして、やっぱり彼は運に恵ま
れてると感じた事はあるね。』
ヒロシ:『そうですよ!やっぱあの人は凄い人なんですよ!!』
僕:『でもそれは買い被り過ぎじゃないかな?おめーも沖縄で彼と二日間も過ごせば、
オレの言ってる事が分かるよ・・』
ヒロシ:『いや、でもオレは「遠い空から・・」を聞いて感動しましたしね、少なく
ともあんなに素晴らしい曲を書ける人なんですから・・やっぱり凄いんですよ。』
僕:『まぁ、そう思ってくれるのは悪い事ではないが・・・・後であまり失望しない
ようにね。』
この時は僕もヒロシも希望に胸がいっぱいでありました。僕なんかバンドを辞めるな
んて思っていた事すら暫くすっかり忘れていたのです。『じゃ!気合い入れて行こう
ぜ!!』とヒロシと恵比寿駅で分かれたのでありました。
そう言えば3月3日の池袋 チョップのライブの事も、その時はすっかり忘れていました。
★2月5日、沖縄へ出発の日★
実は番組の手配するチケットの都合上、木曜日の最終便で沖縄へ発つ事になりました。
この日は仕事も休み、朝からワクワクそわそわしながら過ごしました。
何と僕は恥ずかしながらこの日が始めての飛行機であります。ミッションがどうこうというよりは、
完璧に頭の中は観光モード!!まぁ最初のミッションは『頑張れ朝子!』の生演奏だ
けですからね。完璧に舐めておりました。と言うよりは何となく沖縄滞在は一週間くらいかなぁ・・と思った僕は、会社に『一週間休みを下さい!!』と言って出て来たのでありました。
正直な話、『朝子じゃセカンドミッションまで行けないよ。もし受かったら次にどんな曲をやればいいんだよ!!』とも思っていました。
あの曲のおおまかなアレンジ構成のアイデアを出したのはこの僕であります。入木さんを始め殆ど
の人は「単なるウケ狙いの曲」と捉えている様ですが、僕の中ではメチャメチャロッ
クのつもりなんです。
アルバムプロデューサーの僕としては、あの一曲を取り出して 演奏するというのは無意味だと思っています。逆にいえばあの一曲を取り出してやれば、コミックバンドかと勘違いされてしまうかも知れないという危険も孕んでいます。
あのアルバムの中にあるから、あの曲も他の全ての曲も活きて来る、そういう曲なの
であります。まぁ、あの曲でエントリーして見事に沖縄行きを決めた訳ですから・・
それはそれで僕の考え過ぎという事になるんでしょうが・・。
という訳で僕は100%観光モードで羽田空港へ向かいました。
ところが集合時間は 午後6時半・・・(出発が午後9時頃なんだから、もう少し遅くてもいいじゃん!!
なんて思ったのですが、実際問題ココには遅刻の常習犯がいたので、信用されていな
かったんですね。因みに入木さんではありません。)
羽田に向かう途中の京急線はラッシュアワー・・・・。しこたま荷物を持って周囲の大ヒンシュクを買いながら、肩身の狭い思いをしながらもようやく空港に到着。
でも何故だか嬉しくて顔がつい綻んでしまいます。色んな人に『今から沖縄へ行ってきま〜〜〜〜〜す!!』なんて浮かれたメールを送り捲り・・・・。
そして大方の予想通り、メンバーが揃ったのが午後7時過ぎ・・・。今回は入木さん
が空港内で迷ってしまってこんな時間になってしまったのであります。(やっぱ集合
時間を早くして正解・・) これから荷物検査など、僕の未体験ゾーンへと・・
TVでは見た事がありましたが、 こんなになってたんですね。荷物内の反応しそうな物を取り出し、別
に分けて預けて札をもらって、それでまた手荷物で持ち込めない荷物の別
の札をもらって・・・ 『え〜〜〜い!面倒臭い!!』訳わかんね〜よ!!飛行機に乗るのも面
倒臭いモンです。
まぁ今回は手荷物で機内に持ち込めない物が多かったから仕方ありませんが・・。
ふと横を見ると・・入木さんが自分の荷物を全てぶっちゃけて、何やら探しています。
後ろに並んだ人達も怪訝な様な苦笑いな様な・・・どうやら金属探知機に引っ掛かったそうで、4回目のチャレンジ(?)いや正直で怪しい物を探しています。

(↑写真注・ ・)いやはや、4回も金属探知機に反応するなんて・・入木恐るべし!
こんな調子で 大丈夫か?ボンソウ!! そしていよいよ搭乗の時間が近付いて来ました。
入木さん:『おい、絶対にミッションはクリアするぞ!!絶対に気合い入れて頑張ろ
うぜ。でないとてっちゃんをヌカ喜びさせるだけじゃ申し訳ないからな。せめて彼を
沖縄に呼んでやろうよ!!』 あ!そうだ、これで不合格だとてっちゃんが沖縄に来れないんだ!!忘れてた!!
(てっちゃんゴメン!!) そうだ!何としても合格せねば。観光モードじゃぁダメだ。気合い入れてやらないと・
・ 僕らの『ワクワク』と『ドキドキ』と『気合い!!』を載せて、飛行機は沖縄へ向けて夜の羽田を飛び立ったのでありました。

TO BE CONTINUED・・・
平成16年9月12日 福田悦隆
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